開花(FLOWERING) 虹のクイーンの私的解釈
虹のクイーンは開花と色彩が極致に達したファンタスティックな植物のようです。
とてもセクシャルで活き活きとし、可能性に満ちています。
衣のたもとには種がたくさん入っており、風が吹くとまき散らされ、その種が土の上に降るのか、岩の上に降るのか、彼女は気にしていません。
生と愛の純然たる祝祭から、種をあらゆるところに広めているだけなのです。
この種のようにあなたには祝福が降り注ぎ、あなたは花園のように感じているがはずです。
蜂たちを迎え入れ、鳥たちを招待して、あなたの甘露を飲ませてあげましょう。
分かち合うために、あなたの喜びを周りに広めましょう。
「開花」のカードの説明に女性の衣から撒かれた種がどこで花を咲かすのか、気にあたり大物感がありますね。
種を撒いて、それが花を咲かせば何か幸福が得れるとするわね。
欲のある人なら、それに見返りを求めると思うけど、この女神は見返りなど求めず、その幸福を分かち合いましょうという本物の大物よ。
だから「開花」というカード名なんですね。
もうひとつ重要なのが、種を撒くあなたよ。
ただ闇雲に撒いても、迷惑になるだけじゃない?
あなた自身も周りに幸福を共有できるだけの心を開いてから、喜びを広げることに意味があるのよ。
それは幸福とか喜びって人によって違うと思うんですが？
それが技術だとしたら、その情報を共有するだけで、相手も作業時間が減って効率良くなったりするし、その時の状況によって異なって良いと思うわ。
独り占めせずに、良いものは周りと分かち合いましょう。
開花(FLOWERING) 虹のクイーンのカードデザイン
和と中国とインドのデザインが混ざったような、それでいてデザインとまとまっている綺麗で不思議なデザインのカード。
幸福の種子を自然の風が衣から運び、そこで咲いた花は人々に幸福を与える。
虹の女神らしい懐の深い意味でこのカードを引いた時、嬉しい気持ちになれます。
このカードのように見返りを求めず、良いものを分かち合うこと!
人として何ランクも上な言動、行動を広げていきたいと思わせてくれるカードです。