アイスオレーション(ICE-OLATION)の私的解釈
私たちの世界で、男性はどんな場合でも泣いてはいけないと教えられてきました。
しかし、女性でもこのような状況に迫られる時もあります。私は皆、二度と傷つきたくないばかりに感情を押し殺しことが、何度もあったはずです。
そして私たちは凍りつき、硬くなってしまうこともあるのです。
このカードの人物の目から流れる虹色の涙に「アイスオレーション」(凍りつく、孤立)を打破する鍵があります。
涙だけが、氷を溶かす力を持っています。泣いていいのです。
自分の涙に恥ずかしがる理由は何もありません。泣くことは、痛みを手放すのを助け、優しくなり、自分への癒しとなります。
仕事では、感情を出してはいけないって空気的に感じますよね。
感情を出す=プロじゃないと感じるのかしら。このアイスオレーション(ICE-OLATION)が示すのは、開放よね。
時と場合はあるかもしれませんけど、ずっと自分を押し殺すことは。。。
そうね。
でも、本当に自分を我慢することだけが、最高の一手とは違うと思うの。このアイスオレーション(ICE-OLATION)が示すのは、開放じゃないかしら。
どういうことですか?
このアイスオレーション(ICE-OLATION)にある凍りついて動けなくなった人物が涙を流しているでしょう。
この涙が凍りを溶かし、この状況から解放する大きな鍵なの。
涙して、自分自身に寄り添って、辛かったことを手放す。
自分を追い込めずに、優しくしてあげることで、また歩みを進めていけるじゃないかしら。
人にやさしくだけではなく、自分にもやさしくですね!!
アイスオレーション(ICE-OLATION)のカードデザイン
凍りが水色ではなく、コンクリートの壁のような色も使われてがんじがらめな状態というのが、パッと見て感じました。
涙も虹色で、周りの統一された色の中で、綺麗で鮮やかに見えます。
虹色の涙の後ろには、凍りが溶ける様も描かれており、感情を表に出すことから解放されつつある姿が印象的なカードです。