過去への執着(CLINGING TO THE PAST)の私的解釈
彼女は思い出の箱をしっかり握りしめ、手放すまいとするあまりに背景にあるシャンパングラスのような「祝い」を逃そうとしています。
過去は去ったという事実、過去を繰り返そうとすると古い青写真に引っかかり、身動きが取れなくなるという事実を認める時です。
その青写真は成長をしているあなたには必要ないはずです。
深く息を吸い込んでその箱を下ろし、可愛らしいリボンを付けて、愛情と敬意の込持った別れを告げましょう。
過去にこだわらず、あなたの横で瞬間が通り過ぎている事実に目を向けましょう。
「過去への執着」は必要ないと分かっていても、捨てられない。
変わることへのストレスですかね。
過去って美化される部分もあるじゃないですか。
なるほどね。
それは過去にこだわって、今を生きていないじゃないかしら。
たしかに前向きな思考ではないですよね。
周りは時間の経過とともに景色が変わるのに、あなただけひと昔前で止まっていては置いていかれるだけよ。
輝くのは今じゃないと意味がないですもんね。
「過去への執着」を手放し、生きている現在の瞬間を大切にするのよ。
過去への執着(CLINGING TO THE PAST)のカードデザイン
煌びやかな色使いにモダンなデザインで好きなカードです。
綺麗なシャンパングラスに注がれていく祝杯を、過去にこだわり過ぎるあまりに無駄になっていきます。
過去に執着した結果、彼女の服はツギハギだらけで、懐も心も貧しくなっています。
瞬間で起きている事実を掴み取るために「過去への執着」は捨て、現在のあなたを生きなさいと示してくれています。