怠惰(LAZINESS)

怠惰(LAZINESS)

怠惰(LAZINESS)の私的解釈

この紳士は“成し遂げた”と思っています。
大きなソファに腰を下ろし、サングラスをかけ、日除けのパラソルの下でお酒を飲む姿、怠惰のテンプレートのような姿です。
彼は“成し遂げた”ので、立ち上がって何かをしようとはいうエネルギーはありません。
そんな状態のため、右にある鏡にひび割れていることにも目をくれません。
ついに行き着いたと思った場所が目の前で粉々になり、消滅しようとしているサインに気づくこともなく、怠惰な毎日を過ごしています。
このカードがもたらす示しは、あなたのいる場所が最終着地点ではないということです。
差し迫る危険に気づいていないあなたの自己満足はやり終えたと思っているでしょうが、今はさらに先に進む時です。
今の環境どんなに魅力的でも、探検すべき空は依然として待ち受けています。

怠惰ってどういう意味ですか?

やることをやらず、だらけている状態よ。
これは休むとは違うものね。

カードのデザインが物語っていますね。

この男性は成功をして、成し遂げたと思い込んでいるだけ。
本当はまだ先に道があるとも知らずに。

それは危険な状態ですね。

まだ自分の可能性が広がるはずなのに、それを怠惰で縮めてしまうのは大きなミスよね。

要する休んでいる場合じゃないぞって事ですね!

休息も必要だけけれど、だらけて機を逃すのは自身の弱さ。
自分がひとつ上に行くために、今は自分の背中を押してあげてほしいわ!!

怠惰(LAZINESS)のカードデザイン

バカンスを優雅にゆったりとした時間を楽しむ社長の風貌の男性。

彼は何かを結果を残したかもしれませんが、成し遂げてはいません。
彼の左から現実を写す鏡がひび割れ、それに気づかずに少しづつ崩壊しているのを彼は見向きもしていません。

このカードのデザインを見て思うのは、仕事でこういう人いるなって思いました、笑。
カードのデザインとは裏腹に、メッセージとしては「もっとあなたならやれる!」と背中を押してくれる力強いカード!!
このカードのデザインを見て、反面教師で初心に立ち返る、自身の背中がピンと伸びます。