心(MIND) 雲のペイジの私的解釈
マインドはもともと従者だということを忘れて、その心に私たちの全てを任せてしまうとカードのようになります。
頭はいろんな装置でいっぱいになり、口は怒鳴り散らし、この主張と意見の工場で空気は汚染されています。
そうなってしまった時に立ち止まりましょう。
「私たちが人間なのは、心があるからだ。心こそ、あらゆる進化のあらゆる偉大な真理の源なのだ」と。
雲のペイジは誰かが自分ではないにかに捕らえられていると教えてくれます。
よく見て、それは自分ではないことを確かめましょう。
表情は分かりませんが、パニックな状態のような感じを受けました。
今にも爆発しそうな、そんな感じね。
これは何を意味しているかというと、顔にだけ、銀のガラクタのようなものが描かれているのが見えるかしら。
機械なのか、鉄屑なんなのか、ちょっと恐いですね。確かに体にはないです。
要するに考えすぎと言うことなの。
ガラクタに埋もれてしまって、自分を見失っているから、パニックな状態に見えるの。
ガラクタというのは?
ここでは思考のこと。
要らないガラクタばかり集めて、思考がパンクしている状態。
それはネガティブになり過ぎる時によく起こるわ。
自分自身がそんな状態の時に出やすいということなんですね。
このカードを引いた時は、自分の心を落ち着かせるために、ひと休みしましょう。
心(MIND) 雲のペイジのカードデザイン
頭には煙突みたいなものがあり、顔は鉄クズのようなもので構成されていて、SFチックなデザインですね。
空はどんより曇り、汚染された空気のような。
自身がそのような考えになると、それは周りにも連鎖していくような印象を受けました。
自分自身ではそれがガラクタとは思わずに集めていて、それが本当のガラクタと気づいた時には、パニックを起こす心の状態になるのでしょう。
それがとても分かりやすく、表現されたデザインだなと感じました。