愚者(THE FOOL)

愚者(THE FOOL)

愚者(THE FOOL)の私的解釈

OSHO禅タロットは愚者(THE FOOL)のカードから始まります。
白い花を持ち、崖から足が離れている状態で、清しい表情の男性が描かれています。
このカードは何を表しているのかというと、自分の直感、これから起こる「正しさ」を信頼し、進み続ければ間違いないと示しています。
自身の行動が他人から見たら、愚かに映るかもしれませんし、その行動を自身で合理的に考えても、愚かに映るかもしれません。
ただ愚者のもつナンバーはナンバーレス・ナンバーの0で、過去の体験も道標もない状態。
潔白で純真な愚者は信頼し続ける者のことです。

和尚禅タロットの始まりのカードの愚者様のお出ましです!

そういうふうに振られると、カードも出て来づらいと思うけど。

カードのデザインもなんか能天気な感じじゃないですか。

楽観的なカードに見えるけど、自分を信じて貫き通しなさいとの示しなのよ。

貫いている感がありますね、笑。

その行動を周りが見て、愚かだと思っても、あなたさえそれが愚かだと思わない限り、その行動には意味があるのよ。

本人の中で、失敗が勝負で言うところの負けではないですもんね。

貫き通すことがロックよね!!

愚者(THE FOOL)のカードデザイン

夕空はすぐ近くにあることから、彼は高いところまで、登って来たのでしょう。
それは彼がどれだけ苦労していのかを表しているものと考えます。

登りつめて、断崖絶壁を片足で支えてるロックな人物は、周りの意見など気にしておりません。

片手に純粋を意味する白い花が握られる姿は、彼自身の行動に対する気持ちと覚悟だと感じました。
とても楽観的な振る舞いに見えますが、ここに来るまでの険しい道を超えたとても強い人物。
その背景を知らない周りの人間の批判的な意見は、意味がないものだと教えてくれています。