精神分裂症(SCHIZOPHRENIA)の私的解釈
この人物はある危機を避けたところに別の危機に遭遇する状況に、新しいひねりをもたらしています。
私たちは優柔不断で、身動きが取れなくなった時はこのカードのような状況にはまっています。
このカードの人物は手を離すべきか、足を離すべきか、どっちにいくべきなのか?
私たちもこの人物のように考え込んでしまいます。
このジレンマから抜け出す方法は、両方手放すことでしかありません。
解決しようとしたり、答えを導き出すための図解を書いたり、心でなんとか結論を出そうとしても、出口は見つかりません。
手を離すことで、あなたの中に考えが湧き出るかも知れません。
その答えが出たのなら、それに従った方が良いのです。
「精神分裂症」ってすごいカード名ですね。
なかなか聞かない言葉だし、インパクトがあるわね。
では「精神分裂症」のカードが持つ意味をリーディングしていくよ。
精神が二面性になるとかですか?
人って迷った時に、どうすべきか悩むわよね。
それは何故悩むのかしら?
正解を選択したいからじゃないですか?
でも悩んでいる時点でどちらに転んでも、正解は分からないわよね。
思い切って行動を起こし、そこでも新たな問題が出るかもしれない。
でも自分の中で答えの出ない時間を使うぐらいならいっその事、手放して行動を起こすべきよ。
そういう考え方もありですね。
どうしても目の前の選択肢で答えを出しがちですもんね。
間違った方向に行きたくないのは、誰でもそうよね。
選択を放棄することで、あなた自身がとても興味の湧く出来事が待っているかもしれない。
このカードが出た時は、選択肢を捨てる努力を考えてみて。
精神分裂症(SCHIZOPHRENIA)のカードデザイン
このカードデザインのような、観ている精神をすり減らしていくホラー映画とかありそうですね。
手を先に離そうが、足を先に離そうが、結果は分からない。
悩んでエネルギーをすり減らすぐらいなら、思い切って同時に離して、その思考から抜け出しましょうと示しています。
成功や失敗は結果から生まれてきます。
そこで出た答えを受け入れた方が、あなたの力になるかもしれません。