内なる声(INNER VOICE)の私的解釈
内なる声は言葉ではなく、心で語りかけます。
それは神のお告げに類似していて、もし顔があれば、カードの中心に描かれている顔に似ているかもしれません。
時には内なる声は遊び心に満ちており、感情の中に深く飛び込み、そして再び大きく舞い戻ってくる表現を2頭のイルカで表しています。
内なる声は頭にある三日月を通じて、宇宙へとつながり、人物が来ている青葉の着物は大地と繋がっています。
生きている限り、人、自然、社会などと繋がっていて、それは時に私たちを混乱させるかもしれない。
その時こそ、沈黙を探し求め、内なる声(INNER VOICE)と対面する機会だと感じます。
そうして、自分の中にある真理を聞くことができるかもしれません。
登場人物が多いですね。
すべてに意味のあるものだから、重要よ。生きている限り人はどんな形であれ、人間や自然と繋がっているわ。そんな世の中で、和尚禅タロットに出会って、内にいる自分の存在を知ることができたわ。
どういうことでしょう?
普段の生活で自分に意識を向けることって、とても少ないと感じていたわ。関わりのある周りの人に意識を向けることの方が多くて、自分を見失っていることだってあったかも知れない。
このカードが示す内なる声と向き合いなさいってことですね。
周りの音に惑わされずに、静かな時間を自分自身と向き合う。そうすれば、自分にとっていいパフォーマンスに繋がるんじゃないかしら。大変で時間がない時こそ、少しの時間を自分のために使ってあげよう。
内なる声(INNER VOICE)のカードデザイン
真ん中にある丸い顔は内なる自分なのでしょう。
喜怒哀楽な表情はなく、全てを平等に受け入れてくれそうな、そんな感じがします。
人は自然や生物、世の中の出来事、月のはるか先の宇宙でさえ、すべて繋がっていると言うのを、メッセージで伝えてくれているように感じます。
大切で、年が重なれば、忘れてしまいそうなことを、思い出させてくれる素晴らしいカードです。