独りあること(ALONENESS)の私的解釈
生きるうえで「大切な人」がいないときは、寂しくなるか、孤独がもたらす自由を楽しむかを選択することができます。
自分で感じている真理を周りの人たちが支持してくれないときは孤立し、辛い想いをします。
周りの人に見てもらいたいという強い欲求に耐えられるヴィジョンが強靭なものであれば、祝福されるでしょう。
今、あなたがその状況に直面しているなら、「独りあること」の見方をどう選択するかに注意を払い、責任を取ることに目を向けましょう。
このカードの謙虚な人物は、内側から発する光で輝いています。
ブッダの貢献のひとつは弟子たちに「自らの光になりなさい」と伝えたことです。
地図もガイドもない暗闇を進む自分の道を照らす能力を、持たないといけないから。
ひとりでいる時、あなたは独りではなく、ただ寂しいだけなのです。
または独りでいられることに、満足しているのかもしれない。
それはとてもポジティブで現存に満ち溢れています。
今は誰からの助けがいらないのかもしれません。
「独りあること」は寂しさを示すカードですか?
そうではないわ。
ざっくり言うと独り立ちしなさいって言うのが、分かりやすいかしら。
私にはできないわ。。。
「独りあること」は孤独になりなさいと言うわけではないのよ。
人と関わると頼ってしまったり、自分の意見を他人に干渉されることで、曲げてしまったり、そんな事ない?
友人の意見とか世間の情報を敏感になり過ぎて、自分を無くしている気がします。
人に頼るのではなく、独りで暗闇を歩いてみる。
そうすれば自分の中に先を照らす光が生まれ、個としての強さが芽生えるはずよ。
独りあること(ALONENESS)のカードデザイン
旅をしている孤独な老人が暗闇で足を止めています。
彼は決して孤独ではありません。
自ら望んで、他の力を借りず歩みを進めてきました。
すると彼の体内に光が生まれ、先を照らしてくれているではないですか。
彼はこれから暗闇の道を歩いても迷いません。
その光がある限り、自分の進むべき道にまっすぐ進んで行くことが出来るのですから。