幻想を超えて(BEYOND ILLUSION)の私的解釈
外側に描かれている蝶は幻想を表し、内側にある意識の顔は永遠を表しています。
両眼の間には蓮と覚醒の太陽が描かれていて、この内なる太陽が昇ることで、瞑想が生まれます。
このカードは現実とはなにかを探して外を見るのではなく、内側を見ることを私たちに思い出させてくれます。
外側の物事に関心を集中させると、判断をすることに巻き込まれます。
その判断は幻想、無関心、古い習慣の罠にはめたまま、離してくれません。
そんな時こそ、自分の深い真理に入り、幻想と現実の違いを理解し、歩みを進めていきましょう。
蝶の主張がすごい!
蝶は「幻想を超えて」のカードの大きな注目ポイントかしら。
どんな意味があるんですか?
目の前の蝶に惑わされて、自分を見失っている状態なの。
現実で言う周りの声や、情報とかね。
なるほど。
惑わす原因を自分自身が作り出しているんですね。
外に意識を向けず、自分の内面に意識を向けるの。
自分の考えで答えを出す。それが自身の力と体験になるわ。
自身との対話、瞑想ですね。
情報が手に入りやすい世界だからこそ、自身で体験していないことを結果として受け止めるのは、危険だわ。
そんな時は内なる自分に意識を向けることをオススメするわ!!
幻想を超えて(BEYOND ILLUSION)のカードデザイン
黄色い蝶が際立ち、宇宙を感じさせるバックデザインに浮かぶ内なる顔。
黄色い蝶を幻想を表すデザインが、オシャレですね。
蝶の羽ばたきが時には綺麗に写り、時には目の前を覆う。
まさに幻想ですね。
背景も精神の内部を表すような神秘的な光を見せ、デザインやこのカードの持つ意味として、納得のいくカードのデザインですね。